ポポーってどんな果実?
ポポーは北アメリカ東部の中〜北部地帯が原産のバンレイシ科の中で唯一の温帯果実です。
別名「ポーポー」、「アケビガキ」とも呼ばれます。
耐寒性は強いので日本ではほとんどの地方の栽培が可能です。
めしべがおしべより先に熟します。先に開花したおしべを紙に包んで冷蔵庫で保管して、あとから咲いためしべに受粉させると確実に結実するとのことです。
最近はいろいろな品種が出回ってきていますが、当農園のポポーは、昔から植わっていた木から採取した種で苗を生産している実生苗で品種名はありません。
ポポーの根っこはごぼう根で直根が激しく、地堀りでは鉢が非常に付きにくいです。
ポポー苗は即発送できる鉢苗がたくさんございます。充分大きく、甘い実がなります。
バナナのような色の果実そして熱帯植物のような感じの大振りな葉っぱです。
当農園は冬場何度か雪も降り、京の底冷えもありますが元気に育っており、実も結構たくさんなります。
「ポット苗がどのくらいで大きくなるのでしょうか、実が付くのでしょうか」とのご質問を先日より何件かお受けしております。条件にもよります。(1本だけ植えている場合、2本以上植えている場合や日当たり、肥料等)露地に植え付けまして2から3年目以降急に大きく育ち始めます。小さなうちは2年ほどはなかなか大きくなりません。実生苗の場合は、実がなるまでは7年から8年くらいは必要と思います。